バイオハザード7無料追加コンテンツ:NOT A HEROに期待
この春にリリース予定
春と言ったら、もうすでに春ですが
バイオハザード7本編をクリアし、テーマ曲やエンドロールを見終わった後に告知画面が出て知る、追加の無料コンテンツ『NOT A HERO』。別名:『
バイオ7:クリス編』。これはBANNED FOOTAGE vol1,2とは違って無料の追加コンテンツである。なんて嬉しいことだろう!。今やDLCは金を取るのが当たり前。なのにクリスが主人公と思われる追加コンテンツ、それも恐らくルーカスを追い詰めると予想されるコンテンツが無料!なんてカプコンさんは素晴らしい企業なんだろう。後光が差してジーザスのように感じる。
でも追加DLC1、2では有料でクリス編のDLCは無料なんだろうか
- 追加DLC1、2で2,000円も取っているから十分予算がある。
- しかもステージやモデルは流用、なんてったってトランプするだけの有料ゲームもあったし。
- バイオ7本編が8,000円と高額だが、量、内容とも細く軽かった。
- やり込み要素がこれまでよりも非常に少ないことも気になったか。
- 歴代のキャラクターが出なかったことを気にした。
- 最後のクリスを「登場した」とあくまでいうならこの理由は無効。
- 本当はクリス編も本編に入る予定だった。
- 完成の目処が立たないなどの理由でクリス編だけ後から。
どれが有力か...それとも
上にあげた要素の中でどれが最も有力か、もしくはそれ以外の理由があるのだろうか。わたしの独断と偏見では、最後にあげた「クリス編も、本当は本編に入る予定だった」かな。
その理由として
- ナンバリングタイトル最新作であるのに歴代キャラが無に等しい
- 本編のやり込み要素の薄さ
- 有料DLCを出しておきながら、無料DLCをリリースする不可解
など、最初にあげたことと殆ど同じ。バイオハザード7はアクションからホラーへ回帰し、高く評価されたゲーム。ちょっとホラーというよりも、オカルティック寄りと感じる。映像のグロテスクさが大きな要素であるので、一度見たら慣れてしまい怖くもグロテスクさも無くなってしまう。それに加えて、やり込み要素が少ない。有料DLCなんて本編と一緒にしてられないし、底が浅い。歴史ある人気シリーズのナンバリングタイトル最新作なのに、歴代キャラが皆無なのは、プレイしていてやっぱり不可解にしか感じない。よくできたゲームだけど「これってバイオじゃねえじゃん...」と大きなクエスチョンマークが消えない。こんなことは開発元は重々承知で織り込み済みとおもいます。よって初めからクリス編も本編に入るはずだったと想像します。 やり込み要素の薄さは、きっとどうしようもないことなのでしょう。グロテスク(ホラー要素?)さを最優先すると、やり込み要素は邪魔なのかもしれません。また、今まで以上の恐怖感を出そうとしたら、パートナーがいると無理なのでしょう。だから最早常識的な機能となったマルチプレイや、キャラクター本人が見える視点などは廃止。武器なども豊富で強化できたりすると、恐ろしかったゲームだったのが敵のハンティングと化す。残念ながらもうゲームにおいて、ホラー要素は映像のグロテスクさを強調することしか、これ以上の発展は無いのかもしれません。 あれだけミニゲームを有料でリリースしておきながら、キラーコンテンツになりそうなクリス編を無料というのは不可解です。逆にクリス編が有料でトランプゲームなどが無料ならわかります。それはそれで、非難が上がるでしょうけれども。でも、バグだらけで低機能なゲームのアップデートを、『パワーアップキット』などと僭称して高額で販売するよりも、はるかに良心的です。
どうなるクリス編:NOT A HERO
面白ければ評価される世界
どんな裏事情があるとしても、クリス編が面白ければほとんどのことはFIXされる。それがこの世界ですね。やり込み要素が軽薄でビリヤードくらいしかない(笑)。これとて、持て余したプレイヤーが無理やり見つけたようなもの。だから否応なくクリス編には期待してしまいます。
期待する要素
本編ではグロ要素が多かった反面、アクション要素はほとんどなし。クリスが主人公と予想されますから、グロ最優先の本編とは棲み分けられるよう、アクション要素が多くなってきたら嬉しいし、やり込み要素が深いと喜びもひとしおです。 また、よく言われるように今までの歴史が台無しになった『クリス別人問題』も何とかしてもらいたいです。エンドロールでクリス・レッドフィールドと表記してしまったので、今からでも少し似せてモデリングし直すとかしてほしい。無理なら同姓同名の別人です。とか破綻した理由でも可。......いいや、それはやっぱり不可。
他にも大事なこと
それら以外にも大事なこととして、これまで張った伏線の回収、謎への答えを出してほしい。青いマークのアンブレラや、E-001の開発元、ミアの所属、イーサン・Wの名前の謎、ベイカー家が何故にあんなに大きな邸宅なのか、などなど他にも色々張り巡らした伏線の回収をして欲しい。あまりやりすぎるとバイオハザード8のネタがなくなるとか考えずに、スパッとバイオ7を完結させて欲しい。ジャンプの漫画じゃないんだから、ウジウジ引き延ばさないでバイオ8はまた新しく作って欲しい。次回また新しいバイオハザードを作って、賞賛されるように。でも、設定の破綻をくれぐれも犯さないようにしてもらいたい。アクション性が乏しいため、ストーリーが重要な要素でもあるゲームで、設定の破綻は致命的。
不安な点
無料だということ
それは何と言っても、無料だということに尽きる。本編の価格は高めだったこと、DLCで追加の売り上げが立ったこと、などを考慮しても営利企業であるため無料でリリースするゲームがどの程度なのか。不安ではある。ましてや有料のDLCの質からして、無料のDLCに有料DLC以上の内容を期待してもいいのだろうか。ここがいちばん不安に感じている。 本来同梱されるはずだったが、間に合わず、有料のDLCのミニゲームではみ出た開発予算をFIXする。こんな事情でなければ本当に良いのだが...。
とにかくNOT A HEROにはとても期待してる!
もう春である。ゴールデンウィークは初夏である。念のために言っておく。
開発者のインタビューとかちゃんと読んでから記事にしましょうね。竹内さんがクリスが最後助けに来るのは最初からアイデアにあったって言ってましたし、クリス編を追加で製作したのは最初のPVを公開した時のファンの声を聞いて、これまでのナンバリングの繋がりを感じてほしく、歴代のキャラで本編とは違ったテイストの作品を作ろうってなった訳です。顔のグラフィックを変えたのは7に登場するキャラクターは実際のモデルさんの顔を使ってますので、クリス1人だけが手作り感満載のCG顔だったら違和感感じますからね