もう春になるというのに、冬にリリースしたEND OF ZOEの覚書しとこ。
ご注意:ネタバレを含んでいますから、未プレイの方は読み進めないことをおすすめします。 昨年12月にリリースされた、バイオハザード7の有料DLC『END OF ZOE』をメモ書きしておこう。気分では、もうどうでもよくなったのだが、「END OF ZOEの投稿はしないの?」というメールをいくつか頂いた。メールアドレス載せていないのにだ。どうやって調べたんだろう。スゲえ。それから、ちょっとコワい。このサーバーのログをみると、信じられないほど多くのアクセスがあります。こんな言いたい放題な、無責任なサイトをみてくれている人がこんなに大勢いるなんて、はっきり言って私はこのデータを信じていない。きっとサーバー屋さんが契約維持のために水増ししているのではないかと勘ぐっている。そんな中でも、「ほんとに見てくれている人がいるんだ!?」と実感するのが、投稿に対する耳寄りな情報を寄せてくれたり、抗議してくれたりする反応をいただいた時だ。そんな時に改めて「バイオハザードって人気シリーズなんだなぁー」と実感する。だからこんなサイトにも立ち寄ってくれる人がいるのだと。
END OF ZOEは1,500円の有料DLCだ。もちろんプレイするにはゲーム本体が必要。DLC単独を購入しても、当然ながらプレイできないのでご注意を。残念だがDLCのボリュームは結構短い。クリスでルーカスを退治するDLC『NOT A HERO』が無料だったためか、価格を考慮するとちょっと割高と感じるかもしれない。でもこれは、もともと『NOT A HERO』はゲーム本編に、後半部分として含まれるはずのものだったと、私は勝手に推察している。『NOT A HERO』の完成を待っていたら、3月の決算に間に合わないため、無料DLCとなったのではないか。
本編でのゾイの最後(結末)
ゲーム本編のボートハウスで、D型被験体から生成した最後の1本の血清を、ミアかゾイのどちらかに接種する選択においてゾイを選んだ場合、彼女は血清を接種したのだから、特異菌を無効化してエブリンの支配を脱するはずだったが、なぜか石灰化して死んだ描写になっていた。直前の巨大化したジャックには血清は有効で、ジャックは即時石灰化した。しかしネタバレしてまうと『END OF ZOE』では、ジャックは生きていたわけだ。バイオ7本編で、どうしてジャックは倒せてゾイは救えないのだろうか。そして何故ミアだけは救えるのだろうか。血清の効果は、感染末期なら投与で死亡。末期以前なら救えるのではなかったか。血清や特異菌感染者の設定が混乱していてよくわからない。なんかね、ジャックが復活しちゃうのだから、イーサン(プレイヤー)がゲーム本編で血清を作るために頑張ったのは、意味がないことになるような気がするのですが、きっと気のせいでしょう。 なぜミアには効いて、ジャックやゾイには効かなかったのか意味がわからない。エブリンがボート上のゾイを石灰化させたとしても、血清を接種した後なのだから、エブリンはゾイをコントロールできないのではないか?わたしは未だにこのことがよくわからない。なんでなの?公式のストーリー
ともかく、血清はミアに接種してゾイは放置。その後ゾイはエブリンによって石灰化させられた。というのが公式のストーリーで、この筋書きに沿って『END OF ZOE』は作られているようだ。本編では白い繊維質のような状態で石灰化したゾイだが、『END OF ZOE』では水晶のようなものに覆われ、毛髪や肌などが白化したように変更されたようだ。まあ、石灰化の前段階が水晶化だと考えるようにしましょうか.......。しかしゲームの描写って、後先よく考えて作ったほうがよいよねぇ。こんな変更してツッこまれなくて済むし。バイオハザード7の時間経過
バイオハザード7は本編と『NOT A HERO』、『END OF ZOE』の3つのコンテンツがある。時間軸は以下のとおり。- ベイカー邸。イーサンがエブリンを倒すまで。クリス到着。(バイオハザード7本編)
- クリスが塩鉱に潜入してルーカスを補足・殲滅。(NOT A HERO)
- (このあと、ベイカー邸突入の指揮をとるために本館に向かったようだ)
- (クリスが塩鉱にいるあいだ)同じ頃、ジョーは姪のゾイを取り戻そうと闘う。(END OF ZOE)
- ジョーがベイカー邸本館でジャックを倒した時、クリスらが突入。(END OF ZOEの最後)
END OF ZOEのあらすじ
導入部分は、森で独りゾイが水晶化して倒れていたところを、蒼いアンブレラの隊員二人が彼女を保護しようとしたところを、ジョーが勘違いして隊員たちをボコボコにしたところから始まる。現実社会でも、おじさんが早合点して、一人で激怒して周囲の迷惑になっていることがあるが、ジョーもこれに似ているな。「俺のカワイイ姪になにすんじゃ!」みたいな。まったく隊員たちは災難だった。ちなみにこの時には二人の隊員がいたが、すぐ後のジョーの家に場面が移った時には隊員が一人しかおらず、もう一人の隊員はいったいどこに行ったのか....。家の前の樹木から吊るされていたのは、おそらく頭部のないモールデッド。血清を取りに行った先の小屋の隊員の死体が当人なのだろうか。それにしては劣化が進みすぎているような気がしたが。カプコンさん、あの人はどこへ行ったのでしょうか。ジャックは、死んだはずだろ
ゾイを救うために取ってきた血清の量が足りず、沼地の廃船内にあるラボに取りに行くことになった途が、突然現れたヘドロ男が、ゾイを掻っ攫おうとしてジョーがゾイと非難することになる。このヘドロ男はスワンプマンと言うそうで、下水男そのままの意味。このスワンプマンが、ジョーの弟・死んだはずのジャックだった。しかし、ゾイを掻っ攫おうとするところから見て、「こいつ、もしかしてファミパンなんじゃね?」と冒頭で勘付いた方も少なくないのではないか。 何にしても、ジャックは死んだはずではないか。でなければ、本編で血清を生成するためにベイカー邸をあちこち駆け回り、ボートハウスで闘って血清を注射したイーサンの苦闘は一体何だったのだ。そんな私のイチャモンを見透かしたように、カプコン神は一枚のドキュメントをゲーム終盤に見せてくれた。ジャックが生きている理由
かねてよりジャックが生きている理由について、知人(YouTubeにバイオ関連の動画を挙げている人です)と意見交換していた。わたしたちはこのことについて、本編の資料とDLCの資料を再検討して内容について調べ始めた。そして愚かにも、テロメラーゼだの、ヘイフリック限界だの、ルシフェラーゼ反応だの、特異菌についての資料に記されていた専門用語がわからないので、ド真面目にこれらの意味を調べ始めた。ジャックが復活?した理屈を理解しようと二ヶ月を費やした。おれたちバカだ...。ゲーム相手に何やってんだ....。でも、せっかく調べたので、近く投稿しておこう。ここではすごく簡単にジャックが復活した理由をこうしておく。---ジャックは身体が丈夫だから復活したのです(カプコン神)---
---「ざけんな」「雑すぎる」「本編意味ねえだろ」「もうちょっと考えろよ」---
---嗚〜呼ー聞こえないー(カプコン神さま)---
ゾイが妙に色っぽい
過去の投稿に対するコメントで、「エロ目線でキモい」とのコメントを頂いたのだが、そういった楽しみ方もまた、あって良いのではないかと考えています。ですから娯楽作品でエロさやセクシーさといった楽しみ方に後ろ向きなお考えの方は、これ以上は読み進めないほうがよいです。
水晶化したゾイは、何故かネイキッド。服は一体どこへいった?しかもエンディングでは、以前と同じ服を着ている。自分で脱いだのか?なんて素晴らしい娘なのだ。水晶の結晶は、女の子にとって大事な部分を隠すようになっている。エロゲーじゃないのだからこれは仕方ない。社会の事情に合わせて水晶が忖度してくれたのだ。素晴らしいじゃないか特異菌って奴は。敵はジャック以外は同じ(ワニ以外)
足りない分の血清をゲットするために、沼地のあちこちを移動しながら敵を排除していく。登場するクリーチャーは、ワニ以外は本編とほぼ同じ。DLCだから仕方ないけれど、ちょっと残念。最大の違いはスワンプマン(ジャック)。なぜ巨大化・石灰化したジャックがヘドロ男になっているのか。その理由は簡単に言うと以下の通り。---さっきの資料に『・・・再生を繰り返す中で次第に組織は泥化し・・・』と言っているだろ(カプ神)---
細胞が泥状に崩れることと、本当に泥になっちゃうことは違う気もするが、理由としてはこの一文のみしか説明がどこにもない。.....なんかいろいろと残念だ。別のボスキャラ作った方が良かった気がしてならない。感染末期で、自我を喪失した筈のジャック(スワンプマン)が、ゾイを家族として労わるような行動をしたり、ジョーに向かって「shut up!」と言ったり、ジョーをあえて逃がしたりするような行動をとったりしたのも、ゲーム本編の感染体の設定と矛盾するし。血清打っても倒せなかったジャックが、ジョーの左パンチで死亡?したりして。なんかいろいろ破綻してる気がする。ほんとうにいろいろと残念だ。
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