発売前のリベレーションズのプレイ動画を配信する人続出中
8月31日発売予定の、PS4、XBOX One版のバイオハザードリベレーションズを数日前から入手し、YouTubeなどでプレイ動画をライブ配信する人が大勢いらっしゃいます。ダウンロード版、パッケージ版ともに2017年8月31日発売なので、これは不正に当たるのかもしれません。もちろん、全世界共通で8月31日発売であればとの前提ですが。日本だけ発売が遅いのが公式だとすれば、このページの内容は全面的に間違いですので、その旨お断りしておきます。以前にも同じことが
発売数日の数日前に、プレイ動画をライブ配信する人がYouTubeなどで続出したのは、なにもこれが初めてではありません。古くからあったことでしょう。今年、バイオシリーズに限っても、バイオハザード7で発売日(1月26日)の数日前(1月21日)にYouTubeでプレイ動画を配信している人が大勢いました。ダウンロード版ではありえない
全てをメーカーとSIE側がコントロールできるダウンロード版では、不正にフラゲーすることは極めて困難です。PS4はもちろん、PS Store側のサーバーやシステムをクラックしなくては、到底不可能でしょう。だからこれらのプレイヤーさんたちが入手したのはダウンロード版でないと考えられます。 wこれまた別お方。パッケージ版が抱える宿痾
今回に限らず、不正にフラゲーできるのは小売店に卸すパッケージ版でしか困難です。流通の関係上、発売日の少なくとも1ヶ月前には、その国・地域のプレス工場に完成データが入った「マスターディスク」を渡して指定した枚数の光学ディスクをプレスしてパッケージング、出荷してもらわなくてはなりません。プレス工場では「マスター」に触れる人は僅か。プレス工場から流出することは、ほとんど考えられません。 不正な流出は、小売店に卸された後に従業員などによって、発売日前に不正に購入したものと考えるのが最も蓋然性が高いと思います。実際に、バイオ7の発売日前の不正な購入は、米国では流通店から事前に不正入手したものと報じられました(ソース探せませんでした。すみません。)。 流通では複数の業界・企業が関わり、多くの人の手に委ねられるため、ガバナンスの脆い国や流通チェーンでは、こうした問題は根絶できないでしょう。開発企業も、できればダウンロード版だけにしたいと考えていると思います。プレスと流通のコストがかかるし、このような問題や不正コピーの不安もあるでしょうから。しかし、長年の小売店側の努力や功績を無視することはできないのでしょう。小売店側への配慮ですね。結局はガバナンスの問題か
どれだけ多くの人がルールを守れるか。これに尽きますね。日本の大手小売店チェーンや流通チェーンでは、在庫管理はとても厳しい。あたりまえですが。しかし、当たり前が通じない国や関係者もいるでしょう。日本では、発売日前に不正に流通から入手したら、当人はもちろん関係者や、場合によっては企業組織にも何らかの咎がめられます。たとえアルバイト・パートさんであろうが、派遣であろうが正社員であろうが変わりはありません。買い取った商品であっても、何をしても良い訳ではなく条件が存在していますし、それを遵守する責任が発生しますものね。興醒めしちゃった
ほとんどの人はルールを守るのだから目くじら立てる必要もないでしょう。しかし、うっかりYouTubeでこのような配信を目にしてしまった時の、興ざめ感やちょっとムカつく感をどうにかしたくて書き殴ってしまいました(笑)。失礼いたしました。でもなんかルールを守る側が不遇に感じる行為はやめて欲しいなあー。
いつの世も、ルールを守るより破る方が旨味があるんだなーーー。
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